今やフィラリア予防薬は通販・個人輸入で購入するのが賢い愛犬家の新常識。未だに高額の動物病院での処方薬を購入してるのですか?
ここでは普及しつつあるフィラリア予防薬の通販・個人輸入について説明をいたします。
フィラリア予防薬の通販・個人輸入の利用者は増えています
現在、賢い飼い主さんはフィラリア予防薬を海外価格と同じで安く購入できる個人輸入品を利用します。
これまでは、動物病院の独占価格で購入せざるを得なかった日本の飼い主は、この通販・個人輸入の普及で、今やセルフケアで自身の愛犬をフィラリアから守ることが出来るようになりました。
価格が海外の数倍になるという点を別にしても、犬の生死にかかわるフィラリア予防薬は動物病院でしか買えないという日本の規制は、「動物病院に行けない飼い主さんの犬はフィラリアにて死んでください。」と言っているのと同じことです。
近所に動物病院がない飼い主や、いろいろな理由でペットを病院に連れて行けない飼い主が大勢います。
フィラリア予防薬が他のネット通販と同じくらい簡単な方法で購入出来る個人輸入が利用されるのは当然の流れと言っていいでしょう。
予防薬ですから、そこまで緊急性はないので、海外からの納品までに多少時間がかかっても大きな問題はありません。
同じフィラリア予防薬の製品が国内価格の半分以下(ジェネリックなら数分の1)で購入出来るのですから、動物病院価格が変わらない限り、今後も個人輸入をする人は増え続けるでしょう。
事前検査無しでのフィラリア予防薬投与をするのは危険?
個人輸入も広まっている一方で、一部のネット上の動物病院のサイトなどでは、「フィラリア予防薬は、事前検査しないで使用すると危険です」という情報が良く見られます。
ただし、このような動物病院のサイトでは、「日本で販売されているフィラリア症予防薬は、多くの海外の国で家庭用医薬品(市販薬)であり、動物病院以外でも薬局やオンラインで購入できます。 もちろん事前検査なしで広く使用されていますが、安全上の問題はほとんどありません。」ということにはまったく触れていません。
さらには日本のフィラリア予防薬の価格は海外の数倍もすることにも言及していません。
動物病院はそれを知らない訳は無いので、これは情報の意図的な操作に違いありません。
業界の立場からすると、飼い主さん自身が海外から直接購入することは自分達の利益を侵されることですから歓迎出来るわけがありません。
建前で「動物病院でフィラリア予防薬を買わないと危険です」と言っても、本音は「飼い主さんに業界のからくりが分かってしまっては困る」ということなのです。
通販・個人輸入の人気が高まっているにもかかわらず、動物病院の思惑に洗脳されている飼い主さんにとっては、「個人輸入」はまだまだ敷居が高いということになります。
もし本当に動物病院のサイトや素人ブログで言うように「事前検査をしないで予防薬投与をするのが危険」であれば、海外の飼い主さんは常に危険を冒していることになります。
海外では事前検査なしでのドラッグストアやペットショップでの販売が承認されているのです。
通販・個人輸入代行サービスを利用しよう
犬の飼い主が通販・個人輸入を利用しているのは、値段が動物病院より格段に安いか、近所に動物病院がないことが主な理由です。
通販・個人輸入する方法はいくつかあります。
もちろん、自分で海外の販売サイトを探して、ペット医薬品注文することも出来ます。
しかし、この方法は英語が得意な方であってもあまりお奨めできません。
配送された商品が日本の税関で保留されることもあるので、海外サイトの中には日本向けには受注しないところもありますし、もし保留された時も購入側の全責任になります。
そこで、おススメするのが、通販・個人輸入代行サービスです。
通販・個人輸入代行サービスは、その辺を心得ていて、税関での保留や商品の未着などには、返金や再発送で対応しているところが多く、安心して購入することが出来ます。
飼い主さんは、通常のネット通販感覚で購入できるのも、非常に簡単で喜ばれます。
また、通販・個人輸入代行サービスによっては様々なサービスや、会員特典などもありよりお得に利用できるようになっています。
国内の通販・個人輸入代行サービスは数多くありますが、以下におすすめの通販・個人輸入代行サービスの詳細についての記事がありますので、そちらを併せて読んでいただければ幸いです。
もちろん、おススメの通販・個人輸入代行サービスは「ペットくすり」です。
どのようにしてフィラリア予防薬を選ぶ?
一口にフィラリア予防薬といっても、多くの製剤成分(イベルメクチン、モキシデクチン、ミルベマイシン・オキシム、セラメクチンなど)があります。
それに加えて、先発のブランド製品と後発のジェネリック製品があります。
セラメクチン以外は特許期間が過ぎているので実に多種類のジェネリックがあります。
また、製品の形状もオーソドックスな錠剤から、犬が喜んで食べるように牛肉を使ったチュアブル、皮膚に滴下して浸透させるスポットオンタイプがあり、それぞれに一長一短がありますが、一番経済的なのは錠剤タイプです。
通販・個人輸入代行サービスは郵送コストがかかりますが、フィラリア予防薬は小さく軽いものですから、注文数量によって送料が大きく変わることはありません。
また、製品が1箱6錠6ヶ月分単位で販売されていることが多いため、1錠単位での購入は出来ないので注意が必要です。
通年投与する場合にはそれでもよいのですが、7ヶ月8ヶ月投与の必要な地域に住んでいる飼い主さんは2箱を購入し、翌年に繰り越さなければならないことになります。
チュアブルは錠剤に比べて若干高いですが、今までチュアブルに慣れている飼い主さんにはおすすめです。
ただし、個人的体験としてチュアブルの韓国製ジェネリックはお奨めできません。
ブランド製品のハートガード・プラスに比べて効果は同じでも、粒が固すぎるなど明らかに品質が落ちます。
滴下剤のフィラリア予防薬は、ノミの駆除も同じに出来る出来るという点では便利ですが、価格が高いことと、ノミは駆除できてもダニの駆除が出来ないという泣き所があります。
いずれにしても、経済的面、使い勝手、愛犬との相性などを考慮して、選定していく必要がありますが、フィラリア予防薬の種類も多く選ぶにも一苦労です。
そこでペットクスリWEBでおススメしたいのが、ストロングハートプラス・チュアブルです。
おススメの理由は別の記事で紹介していますので、そちらを参照していただければと思います。
動物病院との関係性について
ところで、通販・個人輸入を利用してフィラリア予防薬を購入する場合には、今かかりつけの動物病院との関係性に影響が出てくる可能性があるので注意が必要です。
動物病院にとっては、特にフィラリア予防薬は大事な収入源だという事情があります。
フィラリア予防薬に飼い主さんが払う費用は病院によって差がありますが、診察料や事前検査料など周辺まで加えると、年に10,000円以上かかる病院も珍しくはありません。
それに対して、動物病院の原価はイベルメクチン単体でジェネリックであれば1錠50~100円に過ぎませんから、もし1,000円で販売すれば病院の粗利益は90%以上もあることになります。
そんな中で、飼い主さんが「フィラリア予防薬は個人輸入したから今年からは必要ありません」といったらどうなるでしょうか?
やはり、動物病院にとっては、良く思わない人もいるでしょう。
フィラリア以外の病気の予防や治療には、どうしても動物病院の世話にならざるを得ないのですから、飼い主さんにとって親切で腕の確かな動物病院を確保しておくことは大切です。
飼い主さんが費用を考えて個人輸入で購入をしても消費者の権利です。
そのようなことで、関係性が悪くなるような動物病院であれば、むしろこちらから敬遠して他の病院を探しておいた方が無難です。
フィラリア予防におけるもうひとつの問題
フィラリア予防について価格問題よりずっと深刻だと言えるのは、様々な理由で動物病院に行けず、フィラリア予防薬を欲しくても購入できない飼い主さんが少なからずいるということです。
他の記事で述べているように、フィラリア予防薬は日本だけ動物病院でしか購入できないように処方薬に指定されていますが、なまじ処方薬にしてしまったために、動物病院であっても事前検査なしに処方薬を販売できないという縛りがあります。
以上の理由により、日本ではフィラリア予防をしてもらえない愛犬が6割以上存在しているともいわれています。
これは愛犬たちにとって最大の悲劇です。
命の危険があるフィラリア感染症は、予防薬を処方するだけで100%予防できる病気なのです。
その解決方法の一つの解がフィラリア予防薬の個人輸入です。
しかし、このサイトをご覧の方は問題ないでしょうが、 スマホやネットを使えない高齢の方などは通販・個人輸入から締め出されてしまっています。
個人輸入のルールとして、必ずフィラリア予防薬は使用者本人が輸入しなければなりません。
もし仮に、別に暮らしている両親が飼っている犬の予防薬を代わりに買って送ってあげるのは、形式的には違法行為になってしまいます。
ただし、これには簡単な解決法があります。
あなたが最初から親の名前・住所で注文し海外から直送してもらえば問題なく購入できるのです。
もし、あなたの周りの家族や知人で、フィラリア予防薬が必要でも通販・個人輸入で購入が出来ない人がいれば、あなたが代行で注文の手続きをしてあげてください。
まとめ
- 現在、賢い飼い主さんはフィラリア予防薬を海外価格と同じで安く購入できる個人輸入品を利用します。
- 海外では事前検査なしでのドラッグストアやペットショップでの販売が承認されています。
- おススメの通販・個人輸入代行サービスは「ペットくすり」です。
- おススメのフィラリア予防薬ストロングハートプラス・チュアブルです。
- 通販・個人輸入を利用すると動物病院との関係性に影響が出てくる可能性があるので注意が必要です。
- 通販・個人輸入で購入が出来ない人がいれば、あなたが代行で注文の手続きが出来ます。
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